舛添要一の競馬改国論
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著者:
舛添要一
出版社: サンドケー出版局
発行日: 1995年4月3日
定価: 1,500円(消費税込)
「高まるばかりの競馬人気。しかし、中央と地方の格差や国際交流の
問題など、このままでは競馬界の衰退につながる様々な問題がある・・」


まえがき

第1章 1993年 秋・冬
・アメリカの主張に分がある市場開放案
・原則自由が世界に通用する早道
・強い馬作りという企業努力が大切
・JRAも生産者も人材育成に努力を
・日本競馬発展のため犠牲を払うべき
・一流馬は外国遠征をするべきだ
・地方競馬も施設の近代化は不可欠
・川崎競馬場もナイター競馬の開催を
・地方競馬はメディア戦略を強化すべき

第2章 1994年 冬
・地方独自のレースをアピールせよ
・地方にもクラブ組織導入を
・地方の発展は日本競馬繁栄の条件
・女性騎手の活躍は地方の切り札
・大井での新型馬券導入は大歓迎
・交流レースをもっと増やそう

第3章 1994年 春
・レベルアップへ国際化は不可欠
・国際化に伴い見直しが必要な馬主制度
・ギャンブル新税は国民を愚弄した改革
・役人の意識改革が必要な地方競馬
・我々が失った2人の偉大なホースマン
・欧米に比べ劣る日本の調教師

第4章 1994年 夏
・地方競馬も民間の経営ノウハウ導入を
・国際化、地域密着化へ向けて
・観客の教育もJRA、NARの仕事
・馬にムチの「監督」では話にならない
・地方は地方の独自性を出すべき
・地方はマルチメディアシステムの開発を
・大改革に挑む「カタログ委員会」
・浦河町と自治省の一大プロジェクト
・ダンシングブレーヴの大物産駒期待薄

第5章 1994年 秋
・公営競馬が迎えた究極の選択
・特別企画で再建努力を
・独自の努力で「二軍化」を阻止せよ
・主催者、監督官庁に望むもの
・国際ルール適用を歓迎する
・世界の舞台でこそ名声を轟かすべき

第6章 1994〜95年 冬
・国境を越えた一大構想
・ヨーロッパが競馬の開放を要求してきた
・地方出身馬も日本競馬の頂点を
・日本競馬の活性化の二大方針
・欧米への視察団派遣を望む
・オーストラリアが門戸開放を要求
・中国の民にも競馬の醍醐味を
・日本の競馬界が世界に貢献する元年
・馬主体験は誰でも可能
・「クラブ法人」制度の地方導入急げ!

第7章 朝まで生ケイバ
・馬も生産者も淘汰されてしかるべき 北原義孝(JRA理事)
・中央競馬はぬるま湯状態
 吉田照哉(社台ファーム社長)
 早田光一郎(早田牧場社長)
・果たして国際化は必要か否か?
 白井 透(サラブレット血統センター)
 阿部雅一郎(ヒシアマゾンのオーナー)

あとがき